
■COVID-19に対するeelsのアプローチ
昨日4月7日に日本政府が緊急事態宣言を発出しました。
新型コロナウイルス感染症はまたたく間に世界的に広がり
世界経済に大打撃を与え、楽しみにしていた東京オリンピックも延期となる前代未聞の一大事。
見えない恐怖との戦いはこの先いつまで続くのでしょうか。

(本日4月8日午前10時半時点)
日本国内感染者 5,184人
死者 109人
世界の感染者数 1.317130人
死者 74,304人
これまでのように思いっきり自転車で楽しく走れる日を目指して
サイクリストとして今どのように対応していくこのが最善なのでしょうか。
■自転車は人類が発明した最高の乗りもの
私たちeelsは、自転車は安全に移動するための最適な道具であり、適度な運動をするための最善な道具であると考えます。そして自転車は人々が楽しく豊かに生きていく上で欠かせない道具、生活必需品であり自転車店はその道具を提供すると共に安心して安全に利用できるように整備する社会的インフラ機能の一つであると考えています。
eelsなりにサイクリストとして今できることを考えてみました。
サイクリストとして今出来る事、自転車を楽しむ為のガイドラインとしてご一読下さい。
■COVID-19に対する基本的な考え
「感染しない」ではなく「感染させない」の精神で、もし自分が感染していたらをどうすべきか。
誰にも移さないためにはどう行動するのかを基本として考えることにしましょう。
ダイヤモンド・プリンセス号でPCR検査陽性者712名のうち331名(46%)の方は無症状でした。
ということは約半数の方は無症状病原体保有者ということとなります。
現在では感染経路不明者の割合(40%)が多くなってきていることが問題となっています。
すでにあなたはコロナウイルスの無症状病原体保有者という可能性のあるという事を意識してください。
■取り組もう!3密回避と接触8割減と外出1回
(緊急事態宣言で指定された7都府県にお住まいの方へ)
①「3密(密集・密閉・密接の重なるところ)」を避けること、大声を出さないことです。
これまで以上に、徹底して取り組んでください。
②「人との接触を8割減らす」ことです。
例えば、人と会う時は、近い距離で会う人が一日に10人だった場合、2人までを目安にしてください。
③やむを得ず人に接触するような外出は、一日に1回程度が目安だとお考え下さい。
不要不急の外出を避け、食料品の買い出し、通院、行く必要のある仕事程度にとどめてください。
お一人での散歩やジョギングは、問題ありません。運動不足にならないように注意して下さい。
■サイクリストとして望ましい行動は?
緊急事態宣言が発出された今、これまでのように思いっきりサイクリングを楽しむことはできませんが,適度な運動は生活の維持に必要なこととされ、屋外での散歩やジョギング、サイクリングは推奨されています。また自転車通勤は人との交わりを低減する取組みとして有効な策であると推奨されています。
以上の事を踏まえてeelsでは以下のようなサイクリングのガイドランを作ってみました。健康維持の為、有効な移動手段として、サイクリングを楽しんでください。(緊急事態宣言で指定された7都府県以外の方も同様です。)
■サイクリングを楽しむ際のガイドライン
①ソーシャルディスタンスを確保する
適度な運動をする場合、ソーシャルディスタンス(1.8m)を確保するにも自転車は最適な道具であるとも言えます。電車やバス通勤から自転車通勤にしてみることは有効な策です。
もちろんせきエチケットも忘れずに。
②ソロで走る
ソーシャルディスタンスを確保する為にグループライドを避け今は1人で走りましょう。
寄り道をできるだけなくし、補給などの買い物の際には必ずマスクを着用しましょう。
いつものように元気よく手鼻を噛むことや唾を吐くことなども謹んでください。
あなたがウイルスがまき散らす可能性もあります。ティッシュ持参でスマートに走ることが大切です。
COVID-19に打ち勝った時には、みんなで楽しくグループライドを楽しみましょう。
③適度な負荷で走る
ソロならいままで通りに思いっきり走ってもいいわけではありません。
適度な負荷での60分から90分程度のサイクリングは免疫システムを活性化させますが、
高負荷でのサイクリングは体力の低下招き免疫力を下げることにも繋がり
また落車のリスクも増えますので今はじっと我慢して適度な不可のでサイクリングを楽しましょう。
今は最大でも50km程度のサイクリングにとどめておきましょう。
④医療機関への負担を抑える。
サイクリング中にケガをして医療機関のお世話になるようなことだけは避けましょう。
これから起こすかも知れないあなたの事故よりコロナウイルス発症者の治療が優先されるべきです。
よって危険が伴うようなライドはご法度。
交通量が多い場所や下り道などは避け、しっかりと安全マージンを取って走りましょう。
⑤室内で走る
サイクルトレーナーを使用して室内で安全に走ることは一番安全であると言えます。オンライントレーニングなどを利用して楽しく運動しましょう。室内の換気も忘れないでくださいね!

不自由になってわかる自由の素晴らしさ!
我々eelsの5店舗は、また皆さんと気兼ねなく楽しくグループライドができる日を目指して楽しいライドイベント、試乗車、ワークショップなどの準備をすすめて参ります。
みなさんでこのガイドラインを守って近い将来楽しく一緒に走りましょう!!
■eels
正屋:岩崎正史
https://www.masaya.com/
バイクランチ:鈴木雷太
https://www.bikeranch.jp/
スポーツバイクファクトリースズキ:鈴木卓史
https://suzupower.com/
カミハギサイクル:上萩泰司
https://kamihagi.com/
ストラーダバイシクルズ:井上寿
https://www.strada.jp/
■参考文献
コロナ専門家有志の会:
https://note.stopcovid19.jp/
厚生労働省:
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
ありがとうございます。
実行します!
一人一人の行動が、大切になってきます。 よろしくお願いいたします。
守って走りたいと思います。
賛同していただき、決意表明ありがとうございます
よろしくお願いいたします。
【いつものように元気よく手鼻を噛むことや唾を吐くことなども謹んでください】これは、普段でもダメな行為だと思います。モラルを問われます。
スマートサイクリストとして、普段から節度ある行動が大切ですね。
サイクリストの品格を上げていけるように頑張りましょう
素晴らしいご提案です。
もっといろんな人にみてもらいたい。
ぜひシェアをお願いいたします。
有難うございます
国民の大幅な行動変容しか我々の未来はありません。本提案を仲間に紹介させて頂きます。
おっしゃる通りです。よろしくお願いいたします。
分かりやすく、とても良いガイドラインですね。
是非実行したいと思います。
ぜひお願いいたします
④は、基本的に感染者が入院する病院は限られており、通常の病棟とは別物ですので、あまり影響するものではないと思います。もちろん、病院には様々な感染リスクがありますので、事故を避けるのはこの時期でなくても気をつけるべきことですが。医療関係の人間からすると少々的外れかと。
それよりも、歩道を走らない。歩行者と同じように横断歩道を渡らないといったことのほうが、ソーシャルディスタンスを守る上でも大事だと思います。
特に自転車の場合は、マスクをしてないケースが多いと思いますので。
そして、マスクをしないまま、荒い息と、疲労した体で、コンビニなどに立ち入ることのほうが避けるべきです。
当然ですが、この時期の輪行は避けるべきでしょうね。
医療従事者からの貴重な御意見ありがとうございます。
自転車の場合、対人距離はmeterとする。1.8meterは静止している人の場合で、自転車やランニングの場合ではない。https://medium.com/@jurgenthoelen/belgian-dutch-study-why-in-times-of-covid-19-you-can-not-walk-run-bike-close-to-each-other-a5df19c77d08
情報ありがとうございます。自宅でのライドが一番ですが、どうしてもの場合でソロライドを強く推奨します。
人との接触を減らすことが一番ですね。